院長 辻 宏明のご紹介
つじ・クリニック 院長 辻 宏明
昭和55年大阪医科大学卒業。同年、大阪医科大学附属病院胸部外科に入局。その後 星ヶ丘厚生年金病院、北野病院、三島救命センター、大学病院勤務を経て東和会病院に勤務。
平成19年2月同地にて開業。
ごあいさつ
卒後、病院勤務医として主に急性期医療に携わってきました。
入院患者さんの高齢化は急速に進み、疾患や障害を完全に克服できない状態で退院され自宅で生活をされる方が増えています。また一方、がんの患者さんも増え、再発や転移のため根治は望めないけれどもできるだけ長く自宅で家族とともに過ごしたいという希望をお持ちの患者さんも多くおられます。
急性期治療は終わったけれども慢性疾患があり通院が困難な患者さん、四肢や言語に障害が残っているけれどもできるだけ自分らしく充実した生活を送りたいと思っておられる患者さん、がんが進行し完全に治ることはできないけれど痛みを和らげるなどの治療を受けながら家族とともに自宅で過ごしたいと希望しておられる患者さん、そういった患者さんのためにきめ細かい、心の通った在宅医療を提供したいと考えたことが診療所開設の動機です。
住み慣れた自宅で家族に囲まれながら、自分らしく生活し自分らしく最期を迎えたいと思われる方たちに、我々在宅医療を支えるスタッフたちは、できるだけつらい症状が出ないように、安心して自宅で過ごせるように支援しなければならないと思っています。
そのためには24時間いつでも連絡のとれる体制が最も大事だと考えており、私も訪問看護ステーションもその体制で臨んでいます。